世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 幸せそのもの 実証

精神的健康の連続体:衰弱からフラリッシングへ

The mental health continuum: from languishing to flourishing in life.

C. Keyes(2002)Journal of Health and Social Behavior, 43(2), 207

ひとことで
フラリッシングの診断基準

精神的健康をポジティブな感情と機能の症候群として操作化し、米国成人でフラリッシングは約17%にとどまることを示した。

要旨根拠:抄録

精神的健康を「病気がないこと」ではなく、ポジティブな感情と良好な心理的・社会的機能の組み合わせとしてとらえ、診断可能な形で操作化した論文である。主観的幸福感の各次元と尺度を精神的健康の「症状」として位置づけ、その有無からフラリッシング(=心身ともに活き活きと充実した状態)と衰弱(ランギッシング=心が停滞し空虚な状態)を判定する基準を示した。米国の中年期調査(MIDUS、25〜74歳の3,032人)に適用すると、フラリッシングは17.2%、中程度の健康が56.6%、衰弱が12.1%であった。大うつ病エピソードのリスクは、衰弱の人ではフラリッシングの人の約6倍であった。衰弱やうつは情緒的健康の低さや日常活動の制限、欠勤と関連し、フラリッシングは良好な心理社会的機能と関連した。精神疾患の治療に加え、精神的健康の促進が重要であることを示唆する。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0144 Keyes(1998)の社会的ウェルビーイングとW0130 Keyes(2002)の主観的・心理的ウェルビーイング統合を土台にした
  • 後続・発展W0104 Keyes(2005)が精神疾患と精神的健康を別軸とする二重連続体モデルを検証し、W0317 Lamers(2011)が短縮版MHC-SFの心理測定特性を示し、W0489 Westerhof & Keyes(2009)が生涯にわたるモデルの妥当性を確認した
  • 後続・発展W0250 Huppert & So(2011)が欧州比較でフラリッシングの別の操作的定義を提示した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 8本

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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https://doi.org/10.2307/3090197
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DOI
10.2307/3090197

文献表記(APA第7版)

Keyes, C. L. M. (2002). The mental health continuum: from languishing to flourishing in life. Journal of Health and Social Behavior, 43(2), 207. https://doi.org/10.2307/3090197

影響力の指標

著名度スコア
96.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 5,009(うち影響引用 628)・ OpenAlex 5,112
年あたり被引用
200.4
FWCI
9.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 1.9%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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