世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W1120
なんとかなる 理論
レジリエンス・ポートフォリオ・モデル:暴力の被害者の健康的な適応を理解する
The resilience portfolio model: Understanding healthy adaptation in victims of violence.
John H. Grych, S. Hamby, Victoria L. Banyard(2015)Psychology of Violence, 5(4), 343–354
ひとことで
レジリエンスの資源モデル
困難のあとの健康的な適応を、複数の強みと資源の組み合わせで説明するレジリエンス・ポートフォリオ・モデルを提案した。
要旨根拠:抄録
対人暴力にさらされることは子どもにも大人にも多くの心理的問題と結びつくが、暴力を経験しても精神病理的な症状を示さない人も多い。従来の被害者のレジリエンス研究には、人がどう適応し、さらには成長するかを理解するうえで限界があった。本論文は、レジリエンス、ポジティブ心理学、心的外傷後成長、ストレスとコーピングの理論と研究を統合した「レジリエンス・ポートフォリオ・モデル」を提案した。人が使える資源や強みの量と多様さ(レジリエンス・ポートフォリオ)が暴力への反応を左右するとし、強みを調整的・対人的・意味づけの3種類に分けた。このモデルは研究の新しい方向と、予防・介入で扱うべき幅広い強みを示すとした。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0007 ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論 Fredrickson(2001) American Psychologist 主要400 被引用 15,016
- W0032 喪失、トラウマ、人間のレジリエンス:極めて過酷な出来事の後に生き抜く人間の力を過小評価してきたのではないか Bonanno(2008) American Psychologist 主要400 被引用 6,471
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0061 社会的・心理的資源と適応 Hobfoll(2002) Review of General Psychology 主要400 被引用 4,515
- W0095 恵みを数えるか重荷を数えるか:日常生活における感謝と主観的幸福感の実験的検討 Emmons(2003) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 3,378
- W0098 ポジティブ心理学介入によるウェルビーイング向上と抑うつ症状の軽減:実践に役立つメタ分析 Sin(2009) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 2,881
- W0192 感謝とウェルビーイング:レビューと理論的統合 Wood(2010) Clinical Psychology Review 主要400 被引用 1,979
- W0311 性格の強みとウェルビーイング Park(2004) Journal of Social and Clinical Psychology 主要400 被引用 1,735
- W0373 シンプルなポジティブ活動はどのようにウェルビーイングを高めるのか Lyubomirsky(2013) Current Directions in Psychological Science 主要400 被引用 1,228
- W0553 ポジティブ感情と人生の意味の経験 King(2006) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 1,192
- W0175 トラウマと逆境の後のポジティブな変化:レビュー Linley(2004) Journal of Traumatic Stress 被引用 2,329
- W0271 ベネフィット・ファインディングと成長のメタ分析的レビュー Helgeson(2006) Journal of Consulting and Clinical Psychology 被引用 1,762
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 1本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1037/A0039671
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- × 有料(非OA)
- DOI
- 10.1037/A0039671
文献表記(APA第7版)
Grych, J. H., Hamby, S., & Banyard, V. (2015). The resilience portfolio model: Understanding healthy adaptation in victims of violence. Psychology of Violence, 5(4), 343–354. https://doi.org/10.1037/a0039671
影響力の指標
- 著名度スコア
- 36.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 283(うち影響引用 44)・ OpenAlex 276
- 年あたり被引用
- 23.6
- FWCI
- 16.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.6%
- 分野(OpenAlex)
- Resilience and Mental Health
- 注記
- 要旨の見直し(2026-10):APA PsycNETには抄録があるとみられるが自動取得できず(ボット遮断)。OpenAlex・Crossref・Semantic Scholar・OpenAIRE・PubMedに抄録なし/要旨の見直し(2026-10):理論論文(実証データなし)。掲載ページは自動取得できず、抄録は検索エンジン経由で確認
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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