世界の論文 ・ B03 強み・美徳 ・ W0311
主要400 やってみよう 実証
性格の強みとウェルビーイング
STRENGTHS OF CHARACTER AND WELL-BEING
Nansook Park, C. Peterson, M. Seligman(2004)Journal of Social and Clinical Psychology, 23(5), 603–619
ひとことで
性格の強みと生活満足
24の性格の強みのうち、希望・熱意・感謝・愛情・好奇心が生活満足と特に強く関連することを示した。
要旨根拠:抄録
さまざまな性格の強みと人生満足度の関係を、インターネット上の3つの標本の成人5,299人を対象に、VIA強み調査票を用いて調べた研究である。人生満足度と一貫してしっかり関連していたのは、希望、熱意、感謝、愛情、好奇心だった。これに対し、謙虚さや、美の鑑賞、創造性、判断力、向学心といった知的な強みは、人生満足度との関連が弱かった。全体として、性格の強みと人生満足度の関係は一方向的(強みが大きいほど満足度が高い)であり、どれかの強みが多すぎることで人生満足度が下がるわけではないことが示された。
関係メモ——この研究のその後
- 後続・発展W0779 Peterson(2007)が強みと幸福志向の関連を、W1134 Gillham(2011)が青年期での予測力を示し、W0876 Wood(2011)とW1168 Proctor(2011)が強みの活用が幸福を高めることを示した。W1072 Gander(2013)やW1397 Proyer(2015)が強みに基づく介入の効果を検証した
- 再現・検証W1322 Brdar(2010)(クロアチア)など各国の研究で、希望・熱意・感謝・愛情・好奇心と生活満足の関連が再現された
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 11本
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0014 ポジティブ心理学:序論 Seligman(2000) American Psychologist 主要400 被引用 15,225
- W0017 幸福と人間の潜在力について:快楽主義的・エウダイモニア的ウェルビーイング研究のレビュー Ryan(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 11,279
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0089 主観的幸福感:幸福の科学と国民幸福指標の提案 Diener(2000) American Psychologist 主要400 被引用 3,789
- W0119 性格、文化、主観的幸福感:人生の感情的・認知的評価 Diener(2003) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 3,573
- W0156 幸せなパーソナリティ――137の性格特性と主観的幸福感のメタ分析 Deneve(1998) Psychological bulletin 主要400 被引用 2,946
- W0240 とても幸せな人々 Diener(2002) Psychology Science 主要400 被引用 2,414
- W0256 主観的幸福感の評価――進展と機会 Diener(1994) Social Indicators Research 主要400 被引用 2,379
- W0887 人間の強みとしての許し:理論、測定、ウェルビーイングとの関連 McCullough(2000) Journal of Social and Clinical Psychology 被引用 592
- W1484 人間の強みの古典的な源泉:古い家を再訪し、新しい家を建てる McCullough(2000) Journal of Social and Clinical Psychology 被引用 229
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0192 感謝とウェルビーイング:レビューと理論的統合 Wood(2010) Clinical Psychology Review 主要400 被引用 1,979
- W0427 本来的なパーソナリティ:理論的・実証的な概念化と本来感尺度の開発 Wood(2008) Journal of Counseling Psychology 主要400 被引用 1,186
- W0525 第二言語・外国語の学習と指導におけるポジティブ心理学の研究と実践:過去、現状、今後の方向性 Wang(2021) Frontiers in Psychology 主要400 被引用 737
- W0779 性格の強み、幸福への志向性、生活満足度 Peterson(2007) The Journal of Positive Psychology 主要400 被引用 731
- W1079 感謝はBig Fiveの下位側面を超えて心理的ウェルビーイングを予測する Wood(2009) Personality and Individual Differences 主要400 被引用 455
- W1160 性格の強み:研究と実践 Park(2009) Journal of College and Character 主要400 被引用 367
- W0876 個人的・心理的な強みを使うことは時間とともに幸福を高める:縦断研究と強み活用質問紙の開発 Wood(2011) Personality and Individual Differences 被引用 527
- W0895 学校ベースのポジティブ心理学介入のレビュー Waters(2011) The Australian Educational and Developmental Psychologist 被引用 497
- W0943 強みの活用、自己一致と幸福:ストレングス・コーチングとコーチング心理学者への示唆 Govindji(2007) International Coaching Psychology Review 被引用 471
- W0967 幸せな人は親切によってさらに幸せになる:親切を数える介入 Otake(2006) Journal of Happiness Studies 被引用 572
- W1072 強みに基づくポジティブ介入:幸福感の向上と抑うつ軽減における可能性を示すさらなる証拠 Gander(2013) Journal of Happiness Studies 被引用 419
ほか 3 件
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1521/JSCP.23.5.603.50748
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- DOI
- 10.1521/JSCP.23.5.603.50748
文献表記(APA第7版)
Park, N., Peterson, C., & Seligman, M. E. P. (2004). STRENGTHS OF CHARACTER AND WELL-BEING. Journal of Social and Clinical Psychology, 23(5), 603–619. https://doi.org/10.1521/jscp.23.5.603.50748
影響力の指標
- 著名度スコア
- 79.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,735(うち影響引用 153)・ OpenAlex 1,764
- 年あたり被引用
- 75.4
- FWCI
- 16.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.6%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
- 主要400の選定
- 概念枠(B03 強み・美徳の上位3)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 発達マップVIA(24の強み)で前面に出やすいもの5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 発達マップWBC:おもしろがり力の活かし方(段階別)5つの発達段階で比べた表・幸福度診断(WBC)の分解
- 名言集この世の子らの最高の幸福は、人格であるゲーテ
- 幸せに効くこと誠実さ/正直(VIA:Honesty)自分に嘘をつかない生き方は、じわりと幸せを支える
- 名言集感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく松下幸之助
- 思想マップポジティブ心理学1.0快い感情・没頭・意味・良い関係・達成(PERMA)という測れる要素を、自分の強み(性格の良い面)を使って増やしていけば、幸福(フラーリッシ…
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