職場でのスライビング:タスク・アイデンティティと自律性を職務満足につなぐメンタリングに調整される過程
Thriving at work: A mentoring-moderated process linking task identity and autonomy to job satisfaction
Zhou Jiang, L. D. Di Milia, Yi-Qi Jiang et al.(2020)Journal of Vocational Behavior, 118, 103373
仕事の全体像が見えることと自律性が職場でのスライビングを高め、それが職務満足につながることを示した。
要旨根拠:抄録
職場でのスライビング(=仕事の中で活力と学びを同時に感じる状態)の先行要因や境界条件は十分に解明されていなかった。本研究は2つの研究で、タスク・アイデンティティ(=仕事の始めから終わりまで全体に関われること)と自律性を先行要因、職務満足を結果とし、メンタリングの調整効果を検討した。研究1では中国のボランティア活動を行う大学生140名に3時点調査を行い、両要因がスライビングを高め、それが職務満足と関連することを示した。研究2ではオーストラリアの臨床実習中の看護学生522名で媒介効果を確認し、メンタリングの質が高いほどタスク・アイデンティティの効果が弱まることも示した。仕事の特性と人間関係の資源を活かして職場の幸福を高める示唆を与える。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 13本
- W0001 自己決定理論と、内発的動機づけ・社会的発達・ウェルビーイングの促進 Ryan(2000) American Psychologist 主要400 被引用 41,852
- W0003 目標追求の「何を」と「なぜ」――人間の欲求と行動の自己決定 Deci(2000) Psychological Inquiry 主要400 被引用 31,269
- W0007 ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論 Fredrickson(2001) American Psychologist 主要400 被引用 15,016
- W0012 バーンアウトの仕事の要求度-資源モデル Demerouti(2001) Journal of Applied Psychology 主要400 被引用 13,194
- W0052 精神的健康の連続体:衰弱からフラリッシングへ Keyes(2002) Journal of Health and Social Behavior 主要400 被引用 5,009
- W0134 教師の自己効力感と職務満足への影響:教師の性別、経験年数、職務ストレス Klassen(2010) Journal of Educational Psychology 主要400 被引用 2,494
- W0236 中核的自己評価尺度:尺度の開発 Judge(2003) Personnel Psychology 被引用 2,063
- W0267 よく生きること:エウダイモニアについての自己決定理論の視点 Ryan(2008) Journal of Happiness Studies 被引用 1,802
- W0285 日々のウェルビーイング:自律性・有能感・関係性の役割 Reis(2000) Personality and Social Psychology Bulletin 被引用 2,209
- W0351 職場で繁栄する(スライビング)ことの社会的埋め込みモデル Spreitzer(2005) Organ. Sci. 被引用 1,496
- W0428 心理的レジリエンスとポジティブ感情の粒度:コーピングと健康に対するポジティブ感情の効用の検討 Tugade(2004) Journal of Personality 被引用 1,626
- W0501 仕事の特性、バーンアウト、エンゲージメントの関係の説明:基本的心理欲求の充足の役割 Broeck(2008) Work & Stress 被引用 1,250
ほか 1 件
後続研究(この論文を引用している)
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- https://doi.org/10.1016/j.jvb.2019.103373
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- DOI
- 10.1016/j.jvb.2019.103373
文献表記(APA第7版)
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- Semantic Scholar 137(うち影響引用 5)・ OpenAlex 139
- 年あたり被引用
- 19.6
- FWCI
- 13.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.8%
- 分野(OpenAlex)
- Grit, Self-Efficacy, and Motivation
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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