世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B15 生きがい(ikigai) ・ W2202
ありがとう 実証

日本の高齢者における人的資本の変化と生きがいの関係に対する社会関係資本の調整効果——縦断研究

A longitudinal study of the moderating effects of social capital on the relationships between changes in human capital and ikigai among Japanese older adults

Ai Fukuzawa, K. Katagiri, K. Harada et al.(2018)Asian Journal of Social Psychology, 22(2), 172–182

ひとことで
社会的つながりと生きがい維持

高齢者の4年縦断調査で、身体的健康が衰えても社会的ネットワークが維持・増加していれば生きがいの低下を防げることを示した。

要旨根拠:抄録

生きがいはウェルビーイングの指標の一つだが、関連する資源が加齢とともに減るため低下しやすく、その低下には個人差がある。本研究は、人的資本(=経済状況や身体的健康など個人の資源)の変化が生きがいに与える影響を、社会関係資本(=人間関係のネットワークや他者への信頼)が和らげるかを縦断的に検証した。2013年に平均年齢73歳の1,068人を、2017年に686人を調査し、生きがい、主観的な経済状況と身体的健康の変化、社会的ネットワーク(強い絆・弱い絆)と他者への信頼などを測定した。重回帰分析の結果、身体的健康の変化と社会的ネットワークの変化の交互作用が追跡時の生きがいに有意に影響していた。社会的ネットワークが減った人では健康の低下が生きがいの低下を予測したが、ネットワークが増えた人ではこの関連は見られなかった。高齢者は社会的なつながりを維持・拡大することで、人的資本の低下が生きがいに及ぼす悪影響を弱められることを示唆している。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 5本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1111/AJSP.12353
無料で読めるか
× 有料(非OA)
DOI
10.1111/AJSP.12353

文献表記(APA第7版)

Fukuzawa, A., Katagiri, K., Harada, K., Masumoto, K., Chogahara, M., Kondo, N., & Okada, S. (2018). A longitudinal study of the moderating effects of social capital on the relationships between changes in human capital and ikigai among Japanese older adults. Asian Journal of Social Psychology, 22(2), 172–182. https://doi.org/10.1111/ajsp.12353

影響力の指標

著名度スコア
6.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 27(うち影響引用 2)・ OpenAlex 27
年あたり被引用
3
FWCI
0.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 23.2%
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック