幸福↑ 幸せを高める 確度B大規模研究・複数の研究が一致
投票・政治参加
投票・署名・政治活動など制度的な市民参加
投票すると幸せになる、というより幸せな人が投票に行く、みたいです
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
△弱い/条件しだい政治参加(投票含む)と人生満足は欧州横断データで弱い正。米国パネルでは人生満足が高い人ほど後に投票する逆方向の関連
感情のバランス(PANAS)
?方向が未確定(未検証) 感情指標の直接測定は少ない
- ほかの幸福度指標
- 政治的効力感、社会的信頼、直接民主制の制度効果
- なぜ効くのか
- 政治的効力感・社会的統合。ただし幸福→参加の逆因果が有力
- 幸せの4因子
- やってみようありがとう やってみよう(主体性)+ありがとう(市民的つながり)
こうすると更に効く
政治参加と人生満足の関連は欧州の横断データで弱い正(Pacheco & Lange, 2010)で、効くとすれば『自分が社会に関われている』という政治的効力感と、人とつながる社会的統合の経路みたいです。だから効き目を上げるには、一人で投票所に行くより家族や友人と一緒に行く、国政より身近な地域の課題から関わる、という形がよさそうです。選挙の勝ち負けで一喜一憂するのは別の話なので、結果より『参加した』という事実を自分の中で意味づけるのがコツでしょうか。
気をつけること
効果はそもそも小さく、米国のパネル研究では『人生満足が高い人ほど後に投票する』という逆方向の関連が報告されています(Flavin & Keane, 2012)。つまり因果の向きは『幸福→参加』が優勢で、投票を増やせば幸せになるとは言いにくいんです。国や制度の文脈に強く依存するので、日本でそのまま当てはまるかも分かりません。政治に深く関わるほど対立や徒労感を抱えることもあるので、ほどよい距離感が大事という感じでしょうか。
最初の一歩
次の選挙は、誰かと一緒に投票所へ行ってみてください。候補者の公約を1つだけ読んでから行く、くらいの軽さで十分です。
主要な研究
- Political participation and life satisfaction: a cross-European analysis(Pacheco & Lange, 2010, Int J Soc Econ)
- Life Satisfaction and Political Participation: Evidence from the United States(Flavin & Keane, 2012, J Happiness Stud)
メモ:効果は小さく、因果方向は「幸福な人が投票する」が優勢。選挙結果(勝敗)による一時的な幸福変動は別。国・制度の文脈依存
原典と照合済み(3次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「人との交流・親切」の項目
幸福↑ A ボランティア ボランティアは幸福・人生満足と関連。鍵は『必要とされている感覚』と定期性 幸福↑ A 親切・利他行動 人に親切にすると自分の幸福度が上がる。ただし『やらされ』では効かない 幸福↑ B 慈善寄付 寄付の幸福効果は136カ国でほぼ普遍。「誰にどう届くか」が見えると倍増する 幸福↑ B 向社会的支出 他人のために使うお金は幸せを買える。ただし額より「回数と自分で選ぶこと」 幸福↑ B 社会的交流 とても幸せな人の共通点は「豊かな人間関係」。弱いつながりでも効く 幸福↑ C 献血/warm glow 献血の「いいことをした温かさ」は本物。ただし長続きはしない 幸福↑ A ボランティア(高齢期) 退職後のボランティアは人生満足を支え、死亡率まで下げる。週2〜3時間で十分 幸福↑ B 深い会話(Deep Talk) 雑談より「本音の会話」が多い人ほど人生満足が高い
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 発達マップ政治5つの発達段階で比べた表・社会のシステム
- 主要研究概念「幸福と健康・寿命」幸福や前向きな心理状態が健康・寿命に及ぼす影響、およびその逆方向。
- 主要研究概念「幸福を高める介入」幸福を高めることを目的とした介入(ポジティブ心理学的介入、感謝・親切・強み介入など)とその効果検証。
- 発達マップ不幸せの定義5つの発達段階で比べた表・根本の定義(段階とは何か)
- 名言集自分が生きたことによって、たった一人の人生でも呼吸が楽になったと知ること。それが成功したということであるベッシー・スタンレー
- 思想マップ功利主義快や苦を感じうる者すべて(人間以外の動物も含む)の快の総和が最大になる状態こそ、幸福であり善である
- 禅語百選入鄽垂手街に入って、手を垂れる。悟りを得た人が、ふたたび俗世の雑踏に戻り、人々とともに生きる。修行の最終段階。
- 調査・報告書仕事と幸福(世界幸福度報告2017 第6章)仕事があること、仕事の種類、職場の特徴が幸福とどう関係するかを世界のデータで調べた章。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →