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ポジティブ感情はネガティブ感情による心血管反応からの回復を早める

Positive Emotions Speed Recovery from the Cardiovascular Sequelae of Negative Emotions.

B. Fredrickson, R. Levenson(1998)Cognition & Emotion, 12(2), 191–220

ひとことで
ポジティブ感情の打ち消し効果

満足感や楽しさといったポジティブ感情が、恐怖や悲しみで高まった心血管系の興奮を速やかに元に戻すことを実験で示した。

要旨根拠:抄録

ポジティブ感情にはネガティブ感情の生理的影響を打ち消す働き(アンドゥ効果)があるのではないかという仮説を、2つの研究で検証した。研究1では60人が恐怖を喚起する映画を見た後、満足、楽しさ、中立、悲しみのいずれかを喚起する映画にランダムに割り当てられた。ポジティブな映画を見た人は、中立や悲しい映画を見た人より早く心血管系の活動が映画前の水準に戻った。研究2では72人が悲しい映画を見て、自然に微笑んだ50人は微笑まなかった人より回復が早かった。ポジティブ感情が健康を守る機能を持つ可能性を示し、後の拡張‐形成理論の重要な実証的根拠となった。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W1748 Levenson(1990)の表情と自律神経反応の研究に依拠
  • 後続・発展W0547 Fredrickson(2000)がポジティブ感情の「打ち消し効果」として再検証・定式化し、W0007 Fredrickson(2001)の拡張-形成理論の柱となった。W0092 Tugade(2004)はレジリエンスの高い人がポジティブ感情を用いて心血管系の回復を早めることを示した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 2本

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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https://doi.org/10.1080/026999398379718
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DOI
10.1080/026999398379718

文献表記(APA第7版)

Fredrickson, B. L., & LEVENSON, R. W. (1998). Positive Emotions Speed Recovery from the Cardiovascular Sequelae of Negative Emotions. Cognition & Emotion, 12(2), 191–220. https://doi.org/10.1080/026999398379718

影響力の指標

著名度スコア
70.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,690(うち影響引用 48)・ OpenAlex 1,601
年あたり被引用
58.3
FWCI
17.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.5%
分野(OpenAlex)
Anxiety, Depression, Psychometrics, Treatment, Cognitive Processes
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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