世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B08 楽観・希望・レジリエンス ・ W0092
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レジリエンスの高い人はポジティブ感情を使ってネガティブな感情経験から立ち直る

Resilient individuals use positive emotions to bounce back from negative emotional experiences.

M. Tugade, B. Fredrickson(2004)Journal of Personality and Social Psychology, 86(2), 320–333

ひとことで
レジリエンスとポジティブ感情

レジリエンスの高い人は、ポジティブ感情を活用してストレスからの生理的回復を早め、困難の中に肯定的な意味を見出すことを示した。

要旨根拠:抄録

レジリエンス(=困難から素早く立ち直る力)の高い人は、ストレス経験から効果的に回復すると理論的には考えられてきたが、実証的な証拠は少なかった。本研究は、ポジティブ感情の拡張‐形成理論を枠組みに、レジリエンスの高い人がポジティブ感情を使って立ち直り、ストレス状況に肯定的な意味を見出すと予測した。3つの研究で多面的な方法を用い、媒介分析(=ある変数が効果の仲立ちをしているかを調べる分析)を行った。その結果、ポジティブ感情の経験が、ネガティブな感情的興奮からの心血管系の回復を早めること(研究1・2)と、困難な状況に肯定的な意味を見出すこと(研究3)を部分的に説明した。ポジティブ感情を育むことがレジリエンスを高める道筋になりうることを示唆する。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0044 Fredrickson(1998)・W0007 Fredrickson(2001)の拡張-形成理論と、W0483 Fredrickson & Levenson(1998)の元通り効果(ポジティブ感情が心血管系の回復を早める)をレジリエンスに適用した
  • 後続・発展W0194 Fredrickson(2003)が9.11テロ後の縦断研究でレジリエンスの高い人がポジティブ感情を通じて抑うつを免れたことを示し、W0377 Cohn(2009)がポジティブ感情がレジリエンスを育てて人生満足度を高めることを示した。

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 12本

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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https://doi.org/10.1037/0022-3514.86.2.320
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DOI
10.1037/0022-3514.86.2.320

文献表記(APA第7版)

Tugade, M. M., & Fredrickson, B. L. (2004). Resilient individuals use positive emotions to bounce back from negative emotional experiences. Journal of Personality and Social Psychology, 86(2), 320–333. https://doi.org/10.1037/0022-3514.86.2.320

影響力の指標

著名度スコア
92.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 3,898(うち影響引用 143)・ OpenAlex 3,972
年あたり被引用
169.5
FWCI
45.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Resilience and Mental Health
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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