世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 やってみよう 実証

職務エンゲージメントの先行要因と結果

Antecedents and consequences of employee engagement

A. Saks(2006)Journal of Managerial Psychology, 21(7), 600–105

ひとことで
エンゲージメントの規定因

仕事へのエンゲージメントと組織へのエンゲージメントを区別し、組織支援などの先行要因と満足・離職意図などの結果を媒介することを示した。

要旨根拠:抄録

従業員エンゲージメント(=仕事に活力と熱意をもって打ち込む状態)はコンサルティング業界で注目されていたが、学術研究は乏しく、その先行要因と結果はよく分かっていなかった。本研究は社会的交換理論(=組織から受けた支援に従業員が態度や行動でお返しするという考え方)に基づき、職務エンゲージメントと組織エンゲージメントの先行要因・結果のモデルを検証した。多様な職種・組織で働く従業員102人に質問紙調査を行った。その結果、両エンゲージメントは意味のある違いをもち、知覚された組織的支援は両方を、職務特性は職務エンゲージメントを、手続き的公正(=決定手続きの公平さ)は組織エンゲージメントを予測した。さらに両エンゲージメントは、先行要因と職務満足、組織コミットメント、離職意図、組織市民行動(=役割外の自発的な貢献行動)との関係を媒介した。エンゲージメントが一過性の経営の流行ではなく、学術的に検討に値する概念であることを示した点に意義がある。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0011 Maslach(2001)とW0018 Schaufeli(2002)
  • 後続・発展W0059 Rich(2010)がエンゲージメントと職務成果の関係を、W0278 Anitha(2014)が規定因を検討した
  • 統合(メタ分析)W0084 Christian(2011)とW0087 Crawford(2010)がエンゲージメントの規定因と成果を統合した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 5本

後続研究(この論文を引用している) 7本

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論文ページ
https://doi.org/10.1108/02683940610690169
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DOI
10.1108/02683940610690169

文献表記(APA第7版)

Saks, A. M., & Gruman, J. A. (2006). Antecedents and consequences of employee engagement. Journal of Managerial Psychology, 21(7), 600–105. https://doi.org/10.1108/02683940610690169

影響力の指標

著名度スコア
97.7 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 5,997(うち影響引用 901)・ OpenAlex 5,549
年あたり被引用
285.6
FWCI
48.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Job Satisfaction and Organizational Behavior
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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