世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの メタ分析

仕事の要求と資源をエンゲージメントとバーンアウトに結びつける:理論の拡張とメタ分析による検証

Linking job demands and resources to employee engagement and burnout: a theoretical extension and meta-analytic test.

Eean R. Crawford, J. Lepine, B. Rich(2010)Journal of Applied Psychology, 95(5), 834–848

ひとことで
JD-Rモデルの拡張メタ分析

仕事の要求を挑戦的要求と阻害的要求に分けると、エンゲージメントとの関係が正反対になることをメタ分析で示した。

要旨根拠:抄録

仕事の要求-資源モデル(JD-R=仕事の負担と支えとなる資源のバランスで疲弊と意欲を説明するモデル)では、要求とエンゲージメント(=活力・熱意・没頭を伴う前向きな仕事の状態)の関係に一貫しない結果が報告されていた。本研究はストレッサーの評価(=その負担を成長の機会と捉えるか障害と捉えるか)に関する理論を取り入れてモデルを精緻化し、メタ分析的構造方程式モデリングで検証した。その結果、要求はバーンアウトと正に、資源はバーンアウトと負に関連した。資源とエンゲージメントは一貫して正に関連した一方、要求とエンゲージメントの関係は要求の性質に依存していた。従業員が阻害と評価しがちな要求はエンゲージメントと負に、挑戦と評価しがちな要求は正に関連していた。負担の量だけでなく質を区別することが、職場のウェルビーイングを考えるうえで重要であることを示している。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0012 Demerouti(2001)のJD-Rモデルに、一覧外:Cavanaugh et al. (2000)の挑戦的ストレッサーと阻害的ストレッサーの区別を組み合わせた
  • 後続・発展W0020 Bakker & Demerouti(2017)がJD-R理論に挑戦的要求と阻害的要求の区別を取り込み、W0387 Tims(2013)のジョブ・クラフティング研究は挑戦的要求を自ら増やし阻害的要求を減らすという形でこの区別を応用した。

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 13本

ほか 1 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0019364
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DOI
10.1037/a0019364

文献表記(APA第7版)

Crawford, E. R., LePine, J. A., & Rich, B. L. (2010). Linking job demands and resources to employee engagement and burnout: a theoretical extension and meta-analytic test. Journal of Applied Psychology, 95(5), 834–848. https://doi.org/10.1037/a0019364

影響力の指標

著名度スコア
92.7 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,949(うち影響引用 257)・ OpenAlex 2,921
年あたり被引用
173.5
FWCI
90.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Job Satisfaction and Organizational Behavior

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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