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ポジティブ感情の拡張‐形成理論

The broaden-and-build theory of positive emotions.

A. Conway, M. Tugade, Lahnna I. Catalino et al.(2004)Philosophical transactions of the Royal Society of London. Series B, Biological sciences, 359(1449), 1367–1377

ひとことで
拡張‐形成理論の総説

喜びや興味などのポジティブ感情が思考と行動の幅を広げ、長期的な心身・社会的資源を築くという拡張‐形成理論の証拠を総説した。

要旨根拠:抄録

拡張‐形成理論は、喜び、興味、満足、愛などのポジティブ感情の形と働きを説明する理論である。第一の命題は、ポジティブ感情が一時的な思考‐行動レパートリー(=その場で思いつく考えや行動の幅)を広げるというもので、喜びは遊びたい衝動を、興味は探索を、満足は味わい統合することを促す。これは攻撃や逃走など特定の行動に絞り込むネガティブ感情と対照的である。第二の命題は、広がった心の状態が新しい行動やアイデア、人とのつながりの発見を促し、身体的・知的・社会的・心理的な個人資源を形成するというものである。これらの資源は後の困難への対処に使える蓄えとなる。本稿はこの理論を支える最新の実証的証拠を概観し、健康とウェルビーイングを最適化するための含意を論じた。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0044 Fredrickson(1998)とW0007 Fredrickson(2001)の理論を、W0112 Fredrickson & Branigan(2005)やW0092 Tugade(2004)の実証で補強した総説である
  • 後続・発展W0243 Kok(2012)がポジティブ感情と迷走神経緊張の上方スパイラルを論じた
  • 論争同系列のW0197 Fredrickson & Losada(2005)のポジティビティ比をW1417 Brown(2013)が数理的誤りとして批判し、比率の主張は撤回された(拡張-形成理論自体は維持)

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 12本

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https://doi.org/10.1098/RSTB.2004.1512
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DOI
10.1098/RSTB.2004.1512

文献表記(APA第7版)

Fredrickson, B. L. (2004). The broaden-and-build theory of positive emotions. Philosophical transactions of the Royal Society of London. Series B, Biological sciences, 359(1449), 1367–1377. https://doi.org/10.1098/rstb.2004.1512

影響力の指標

著名度スコア
95.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 4,442(うち影響引用 366)・ OpenAlex 4,216
年あたり被引用
193.1
FWCI
18.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.5%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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