世界の論文 ・ B12 マインドフルネス・味わうこと ・ W0051
主要400 ありのままに レビュー
臨床的介入としてのマインドフルネス訓練:概念的・実証的レビュー
Mindfulness Training as a Clinical Intervention: A Conceptual and Empirical Review
R. Baer(2003)Clinical Psychology Science and Practice, 10(2), 125–143
ひとことで
マインドフルネス介入の総説
マインドフルネス訓練の概念と実証研究を概観し、多様な問題に有効である可能性と方法論上の課題を示した。
要旨根拠:抄録
マインドフルネス訓練を使った介入への関心が高まるなか、その考え方と効果に関する研究をまとめた総説である。マインドフルネスとは、いまこの瞬間の内外の体験に意図的に注意を向けることで、さまざまな瞑想の練習を通じて教えられることが多い。本論文は、マインドフルネスの概念的なとらえ方と、マインドフルネスに基づく介入の有用性に関する実証研究を概観し、結果を数量的に比べるためにメタ分析の手法も取り入れた。既存の研究には方法上の欠点が多いものの、マインドフルネスに基づく介入はいくつかの障害の治療に役立つ可能性が示された。今後は方法的にしっかりした研究が必要だとしている。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0135 Kabat-Zinn(1982)のMBSRとW0122 Teasdale(2000)のMBCTの臨床研究を総括した
- W0078 Grossman(2004)がMBSRの中程度の健康効果を、W0083 Hofmann(2010)が不安・抑うつへの中程度の効果を、W0184 Khoury(2013)が他の積極的治療とは同等程度であることを示した
- 論争W0287 Van Dam(2017)が定義の曖昧さと研究の質の低さから過大評価を戒めた
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 10本
- W0122 マインドフルネス認知療法による大うつ病の再発・再燃の予防 Teasdale(2000) Journal of Consulting and Clinical Psychology 主要400 被引用 3,386
- W0135 マインドフルネス瞑想の実践に基づく慢性疼痛患者のための行動医学外来プログラム:理論的考察と予備的結果 Kabat-Zinn(1982) General Hospital Psychiatry 主要400 被引用 4,237
- W0432 医学生および医学部進学課程の学生に対するマインドフルネスストレス低減法の効果 Shapiro(1998) Journal of behavioral medicine 被引用 1,646
- W0536 慢性疼痛の自己調整のためのマインドフルネス瞑想の臨床的活用 Kabat-Zinn(1985) Journal of behavioral medicine 被引用 1,741
- W0554 認知療法はどのようにうつ病の再発を防ぐのか、そしてなぜ注意制御(マインドフルネス)訓練が役立つはずなのか Teasdale(1995) Behaviour Research and Therapy 被引用 1,427
- W0609 どこへ行っても、そこにあなたはいる——日常生活のマインドフルネス瞑想 Kwee(1995) Hyperion 被引用 1,172
- W0715 不安障害の治療におけるマインドフルネス瞑想ベースのストレス低減介入の3年追跡と臨床的含意 Miller(1995) General Hospital Psychiatry 被引用 1,121
- W0848 光線療法(UVB)および光化学療法(PUVA)を受ける中等度から重度の乾癬患者における、マインドフルネス瞑想ベースのストレス低減介入が皮膚改善速度に与える影響 Kabat-Zinn(1998) Psychosomatic Medicine 被引用 842
- W0861 マインドフルネス瞑想によるストレス低減:心理症状、統制感、スピリチュアルな体験への効果 Astin(1997) Psychotherapy and Psychosomatics 被引用 714
- W1130 メタ認知、マインドフルネス、気分障害の変容 Teasdale(1999) Clinical Psychology & Psychotherapy 被引用 443
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0022 自己報告式の評価法を用いたマインドフルネスの側面の探究 Baer(2006) Assessment (Odessa, Fla.) 主要400 被引用 7,685
- W0026 文脈の中のマインドフルネス介入:過去、現在、そして未来 Kabat-Zinn(2003) Clinical Psychology Science and Practice 主要400 被引用 8,598
- W0066 マインドフルネスのメカニズム Shapiro(2006) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 3,959
- W0068 マインドフルネス:理論的基礎とその有益な効果のエビデンス Brown(2007) Psychological Inquiry 主要400 被引用 3,774
- W0078 マインドフルネスストレス低減法と健康上の恩恵:メタ分析 Grossman(2004) Journal of Psychosomatic Research 主要400 被引用 4,275
- W0082 瞑想者と非瞑想者のサンプルにおける五因子マインドフルネス質問紙の構成概念妥当性 Baer(2008) Assessment (Odessa, Fla.) 主要400 被引用 3,025
- W0083 マインドフルネスに基づく療法が不安と抑うつに与える効果:メタ分析的レビュー Hofmann(2010) Journal of Consulting and Clinical Psychology 主要400 被引用 3,891
- W0101 マインドフルネス瞑想の神経科学 Tang(2015) Nature Reviews Neuroscience 主要400 被引用 2,628
- W0123 マインドフルネスが心理的健康に与える効果:実証研究のレビュー Keng(2011) Clinical Psychology Review 主要400 被引用 2,740
- W0177 開かれた心が人生を築く:慈悲の瞑想によるポジティブ感情が重要な個人的資源を築く Fredrickson(2008) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,348
- W0184 マインドフルネスに基づく療法:包括的メタ分析 Khoury(2013) Clinical Psychology Review 主要400 被引用 2,012
- W0209 マインドフルネス介入 Creswell(2017) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 1,567
ほか 3 件
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文献表記(APA第7版)
Baer, R. A. (2003). Mindfulness Training as a Clinical Intervention: A Conceptual and Empirical Review. Clinical Psychology Science and Practice, 10(2), 125–143. https://doi.org/10.1093/clipsy.bpg015
影響力の指標
- 著名度スコア
- 96.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 5,061(うち影響引用 650)・ OpenAlex 4,224
- 年あたり被引用
- 210.9
- FWCI
- 45.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Mindfulness and Compassion Interventions
- 主要400の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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