世界の主要ウェルビーイング研究

ありのままに 実証

日本とオランダの労働者のメンタルヘルスの異文化比較——メンタルヘルスへの恥、セルフ・コンパッション、ワーク・エンゲイジメント、動機づけとの関係

Cross-cultural comparison of mental health between Japanese and Dutch workers: relationships with mental health shame, self-compassion, work engagement and motivation

Y. Kotera, M. Van Laethem, Remi Ohshima(2020)Cross cultural & strategic management, 27(3), 511–530

ひとことで
日蘭労働者のメンタル比較

日本の労働者はオランダより心の不調を恥じる傾向が強く、エンゲイジメントと内発的動機づけが低いことを示した。

要旨根拠:抄録

背景として、集団主義的で成功志向の日本と、個人主義的で生活の質を重視するオランダでは、働く人のメンタルヘルスのあり方が異なる可能性がある。本研究は、メンタルヘルス問題、メンタルヘルスへの恥(=心の不調を恥ずかしいと感じること)、セルフ・コンパッション(=自分に思いやりを向ける態度)、ワーク・エンゲイジメント、仕事の動機づけの水準と関係を両国で比較した。日本の労働者165名とオランダの労働者160名の便宜的サンプルを対象に横断調査を行い、t検定、相関、回帰分析を用いた。オランダの労働者は日本よりメンタルヘルス問題、エンゲイジメント、内発的動機づけが高く、恥と無動機が低かった。両国とも問題は恥と関連し、日本ではセルフ・コンパッションが、オランダではエンゲイジメントが問題の少なさを予測した。回答スタイルや文化的重点の違いに留意しつつ、ジョブ・クラフティング、マインドフルネス、生きがいの強化が心の健康を守る手立てになりうると示唆している。

研究のつながり

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https://doi.org/10.1108/ccsm-02-2020-0055
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DOI
10.1108/ccsm-02-2020-0055

文献表記(APA第7版)

Kotera, Y., Van Laethem, M., & Ohshima, R. (2020). Cross-cultural comparison of mental health between Japanese and Dutch workers: relationships with mental health shame, self-compassion, work engagement and motivation. Cross cultural & strategic management, 27(3), 511–530. https://doi.org/10.1108/ccsm-02-2020-0055

影響力の指標

著名度スコア
12.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 89(うち影響引用 1)・ OpenAlex 102
年あたり被引用
12.7
FWCI
5.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 3.2%
分野(OpenAlex)
Mindfulness and Compassion Interventions

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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