幸福↑ 幸せを高める 確度C単発〜少数の研究
経済的自由(economic freedom)
国の経済的自由度(市場・財産権・規制)
経済的自由度が高い国ほど生活満足も高い傾向ですが、豊かさとの切り分けは難しいです
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正国レベルで生活満足と正
感情のバランス(PANAS)
?方向が未確定分離報告少
- ほかの幸福度指標
- 大規模クロスナショナル研究
- なぜ効くのか
- 選択肢・機会の拡大
- 幸せの4因子
- やってみようなんとかなる なんとかなる/やってみよう
こうすると更に効く
Gehring(2013)やNikolaev(2014)の大規模クロスナショナル研究では、市場・財産権・規制の自由度が高い国ほど生活満足が高いという結果でした。経路は選択肢と機会の拡大なので、個人が活かせるのは「自分の選択肢が開いている」感覚を増やすことでしょうか。職業や働き方の選択肢を持つ、スキルを複線化する、小さな起業や副業を試すといった「やってみよう」の行動が、同じ経路を個人レベルで再現します。
気をつけること
メタ分析ではなく国レベルの横断研究で、所得や制度の質と強く交絡するため、経済的自由そのものの効果はまだ弱い根拠(確度C)です。自由度の高い国が豊かで幸福なのか、豊かだから自由度が高いのかは切り分けられていません。感情(PANAS)の分離報告も少ないです。経済的自由は格差や不安定さと裏表の面もあるので、「規制をなくせば幸せ」という読み方は根拠を超えています。
最初の一歩
自分の「選択肢がある」と感じる領域と「ない」と感じる領域を今週ひとつずつ書き出してみるのがおすすめです。ないほうに小さな選択肢を一つ足すのが最初の一歩です。
主要な研究
- Economic freedom and life satisfaction(Gehring, 2013/Nikolaev, 2014、大規模)
メモ:メタでなく大規模クロスナショナル研究。所得・制度と交絡
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「政治・制度・政策」の項目
幸福↑ B 失業給付の寛大さ(制度文脈) 失業の痛みは制度で和らぐ。給付の寛大さが「スティグマ」も減らす 幸福↑ B 政治的自由・報道の自由 「自分で選べる」感覚が国の幸福を押し上げる 幸福↑ B 皆保険・医療アクセス(UHC) 「病気になっても破産しない」という安心が、心の健康を守る 幸福↑ B 直接民主制(住民投票) 結果だけでなく「決め方」にかかわれると満足が上がる 幸福↑ B 福祉国家の寛大さ(脱商品化) セーフティネットが厚い国ほど、国民は満足している 幸福↑ B 汚職・腐敗の少なさ 政府が清廉な国ほど、国民の幸福度は高い傾向があります 幸福↑ B 民主主義の質/政治的自由 民主主義の質が高い国ほど、生活満足は高い傾向です 幸福↑ A 育児休業・家族政策の寛大さ 有給で長めの産休・育休は、母親の心の不調を減らすみたいです
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