「石の上にも三年」
— 日本のことわざ
辛抱して続ければ成果が出る
- 心理学では
- 「石の上にも三年」は、心理学でいうグリット(長期的な目標への情熱と粘り強さ)や、熟達には長い積み重ねが要るという考え方に重なる。Ericssonら(1993)は音楽学校のバイオリン専攻生を調べ、評価の高い演奏者ほど、上達を目的とした練習(意図的練習)を長年にわたって多く積み重ねていたことを示した。O'Keefeら(2018)の一連の研究では、興味は「見つけるもの」ではなく「育てるもの」と考える人ほど、内容が難しくなっても関心を保ちやすかった。ただし、ただ耐えるだけでなく、課題を絞って振り返りを重ねると上達につながりやすい。すぐに手応えがなくても、目の前の仕事に小さな工夫を重ね続けることが、やりがいを育てる助けになる。 参考:Ericssonら(1993)「The role of deliberate practice in…」 ↗/O'Keefeら(2018)「Implicit Theories of Interest: Fin…」 ↗