マインドフル・コミュニケーション教育プログラムと、プライマリケア医のバーンアウト・共感・態度との関連
Association of an educational program in mindful communication with burnout, empathy, and attitudes among primary care physicians.
M. Krasner, R. Epstein, H. Beckman et al.(2009)Journal of the American Medical Association (JAMA), 302(12), 1284
マインドフルネスとコミュニケーションの研修に参加した医師で、バーンアウトの改善と共感・気分の向上がみられた。
要旨根拠:抄録
プライマリケア医は高い苦痛を訴え、それがバーンアウト、離職、ケアの質の低下と結びついているが、障害に至る前にバーンアウトを減らすプログラムはまれである。本研究は、ニューヨーク州ロチェスターのプライマリケア医70名を対象とした前後比較研究で、マインドフルネス瞑想、自己認識の演習、意味ある臨床経験の語り、アプリシエイティブ・インタビュー(=強みや良い経験に焦点を当てる対話)などからなる継続医学教育プログラムを実施した。8週間の集中期(週2.5時間と7時間のリトリート)の後、10か月の維持期が続いた。参加者は15か月にわたり、マインドフルネス、バーンアウトの3側面(消耗感、脱人格化、達成感)、共感、気分障害、性格の誠実性と情緒安定性で改善を示した。前後比較デザインの限界から、ランダム化比較試験による検証が必要だとしている。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 8本
- W0022 自己報告式の評価法を用いたマインドフルネスの側面の探究 Baer(2006) Assessment (Odessa, Fla.) 主要400 被引用 7,685
- W0082 瞑想者と非瞑想者のサンプルにおける五因子マインドフルネス質問紙の構成概念妥当性 Baer(2008) Assessment (Odessa, Fla.) 主要400 被引用 3,025
- W0150 マインドフルネス瞑想による脳機能と免疫機能の変化 Davidson(2003) Psychosomatic Medicine 被引用 2,966
- W0338 内科研修医プログラムにおけるバーンアウトと自己報告による患者ケア Shanafelt(2002) Annals of Internal Medicine 被引用 2,162
- W0432 医学生および医学部進学課程の学生に対するマインドフルネスストレス低減法の効果 Shapiro(1998) Journal of behavioral medicine 被引用 1,646
- W0477 医療専門職のためのマインドフルネスストレス低減法:無作為化試験の結果 Shapiro(2005) International Journal of Stress Management 被引用 1,414
- W0491 米国医学生におけるバーンアウトと自殺念慮 Dyrbye(2008) Annals of Internal Medicine 被引用 1,302
- W0609 どこへ行っても、そこにあなたはいる——日常生活のマインドフルネス瞑想 Kwee(1995) Hyperion 被引用 1,172
後続研究(この論文を引用している) 9本
- W0086 米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度 Shanafelt(2012) Archives of Internal Medicine 被引用 3,308
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0289 経営リーダーシップと医師のウェルビーイング:エンゲージメントを高めバーンアウトを減らす9つの組織戦略 Shanafelt(2017) Mayo Clinic proceedings 被引用 1,623
- W0296 米国一般人口と比較した米国の医学生、研修医、若手医師のバーンアウト Dyrbye(2014) Academic medicine : journal of the Association of American Medical Colleges 被引用 1,684
- W0325 職場におけるマインドフルネスの効用:感情調整、情緒的消耗、職務満足におけるマインドフルネスの役割 Hülsheger(2013) Journal of Applied Psychology 被引用 1,391
- W0492 医学生と研修医が経験するバーンアウトに関するナラティブレビュー Dyrbye(2016) Medical Education 被引用 1,033
- W0818 COVID-19パンデミック中の医療従事者の心理的苦痛に対処するためのレジリエンス戦略:ナラティブレビュー Heath(2020) Anaesthesia 被引用 466
- W0981 医療従事者のレジリエンスを育む心理的介入 Kunzler(2020) Cochrane Database of Systematic Reviews 被引用 327
- W1006 コロナ禍の医療従事者におけるバーンアウトとその他の心理的ウェルビーイングの決定要因――多国籍横断研究 Scott(2020) medRxiv 被引用 346
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文献表記(APA第7版)
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- Healthcare professionals’ stress and burnout
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