世界の主要ウェルビーイング研究

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仕事の要求度-資源モデル:最新の到達点

The job demands-resources model : state of the art

A. Bakker, E. Demerouti(2007)Journal of Managerial Psychology, 22(3), 309–328

ひとことで
JD-Rモデルの総説

仕事の要求度と資源の2過程で働く人の疲弊と意欲を説明するJD-Rモデルを整理し、その実証的裏付けを示した。

要旨根拠:抄録

従来の職業ストレス研究では、要求度-コントロールモデルや努力-報酬不均衡モデルが用いられてきたが、扱う要因が限られるという弱点があった。本論文はこれらのモデルの強みと弱みを検討したうえで、より柔軟な仕事の要求度-資源(JD-R)モデルを紹介し、その基本的な前提を説明した総説である。JD-Rモデルでは、あらゆる仕事の特徴を「要求度」(=心身の負担を生む仕事の側面)と「資源」(=目標達成や成長を助ける側面)に分け、前者がバーンアウトなどの健康障害を、後者がワーク・エンゲイジメント(=仕事への活力と熱意)などの動機づけを生むと考える。論文では各命題を支持する研究を概観し、このモデルが多様な職種に適用できることを示した。さらに、個人・部署・組織の強みと弱みを把握する人事管理の道具として活用できることも提案している。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0012 Demerouti(2001)のJD-RモデルとW0019 Schaufeli & Bakker(2004)の二重過程
  • 後続・発展W0020 Bakker & Demerouti(2017)とW0125 Bakker(2022)がモデルを理論として総括し、W0161 Tims(2012)らがジョブ・クラフティングを組み込んだ
  • 統合(メタ分析)W0087 Crawford(2010)が要求を挑戦的・妨害的に分けるとエンゲージメントとの関係が逆になることを示し、W0498 Alarcon(2011)がバーンアウトとの関連を、W0597 Mazzetti(2021)がエンゲージメントの規定因を統合した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

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論文ページ
https://doi.org/10.1108/02683940710733115
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DOI
10.1108/02683940710733115

文献表記(APA第7版)

Bakker, A. B., & Demerouti, E. (2007). The job demands-resources model : state of the art. Journal of Managerial Psychology, 22(3), 309–328. https://doi.org/10.1108/02683940710733115

影響力の指標

著名度スコア
99.4 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 13,007(うち影響引用 1,643)・ OpenAlex 12,750
年あたり被引用
650.4
FWCI
163.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Workplace Health and Well-being
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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