世界の論文 ・ A11 職場のウェルビーイング(エンゲージメント・職務満足・JD-R・バーンアウト) ・ W0227
幸せそのもの レビュー 無料で読める
バーンアウト:35年の研究と実践
Burnout: 35 years of research and practice
W. Schaufeli, M. Leiter, C. Maslach(2009)Career Development International, 14(3), 204–220
ひとことで
バーンアウト概念の35年史
バーンアウト概念は工業社会からサービス経済への移行に根ざし、近年はポジティブな状態の侵食と捉えられていると論じた。
要旨根拠:抄録
本論文は、バーンアウトに関する研究知見を網羅するのではなく、バーンアウトという概念そのものの歩みに焦点を当てた概観である。バーンアウト概念の起源は、20世紀の最後の四半世紀に起きた社会・経済・文化の大きな変化、すなわち工業社会からサービス経済への急速で深い転換に埋め込まれていると論じる。この社会変化には心理的な圧力が伴い、それがバーンアウトとして表れうる。世紀の変わり目以降、バーンアウトはワーク・エンゲージメントのようなポジティブな心理状態が侵食されたものと捉えられるようになった。またバーンアウトは世界的な現象である一方、国によって意味が異なり、医学的診断として扱う国もあれば、心理的な汚名の少ない社会的に受け入れられたラベルとして使う国もあることを指摘している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0008 仕事の要求度-資源モデル:最新の到達点 Bakker(2007) Journal of Managerial Psychology 主要400 被引用 13,007
- W0011 職務バーンアウト Maslach(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 13,595
- W0014 ポジティブ心理学:序論 Seligman(2000) American Psychologist 主要400 被引用 15,225
- W0018 エンゲージメントとバーンアウトの測定:2サンプルによる確認的因子分析アプローチ Schaufeli(2002) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 9,873
- W0019 仕事の要求度、仕事の資源、およびそれらとバーンアウト・エンゲージメントとの関係:多サンプル研究 Schaufeli(2004) Journal of Organizational Behavior 主要400 被引用 9,671
- W2346 事業所単位における従業員満足・従業員エンゲージメントと事業成果の関係:メタ分析 Harter(2002) Journal of Applied Psychology 主要400 被引用 5,104
- W0075 ワーク・エンゲージメントのモデルに向けて Bakker(2008) Career Development International 主要400 被引用 3,363
- W0021 経験されたバーンアウトの測定 Maslach(1981) Journal of Organizational Behavior 被引用 13,906
- W0099 コペンハーゲン・バーンアウト尺度:バーンアウト評価のための新しいツール Kristensen(2005) Work & Stress 被引用 2,990
- W0110 マスラック・バーンアウト尺度マニュアル Maslach(1996) Consulting Psychologists Press 被引用 3,722
- W0205 ワーク・エンゲイジメント:産業保健心理学における新たな概念 Bakker(2008) Work & Stress 被引用 2,398
- W0219 仕事の要求度と資源の変化はバーンアウト、ワーク・エンゲージメント、疾病欠勤をどう予測するか Schaufeli(2009) Journal of Organizational Behavior 被引用 2,178
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 7本
- W0058 バーンアウト経験を理解する:最近の研究と精神医学への示唆 Maslach(2016) World Psychiatry 被引用 3,839
- W0115 バーンアウトとワーク・エンゲイジメント:JD-Rアプローチ Bakker(2014) Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior 被引用 2,397
- W0131 医師のバーンアウト:要因、影響、解決策 West(2018) Journal of Internal Medicine 被引用 2,448
- W0339 仕事の要求-資源理論と自己調整:職業性バーンアウトの新たな説明と対処法 Bakker(2020) Anxiety, Stress, & Coping 被引用 1,115
- W0434 看護におけるバーンアウト:理論的レビュー Dall'ora(2020) Human Resources for Health 被引用 1,048
- W0664 COVID-19パンデミック下のスペイン医療従事者における心的外傷後ストレス・不安・抑うつ症状、レジリエンス、バーンアウトの水準 Luceño-Moreno(2020) International Journal of Environmental Research and Public Health 被引用 526
- W0992 慢性的な職務バーンアウトと日々の職務機能:理論的分析 Bakker(2014) Burnout Research 被引用 448
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1108/13620430910966406
- 無料で読めるか
- ○ グリーン(リポジトリ等で公開) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.1108/13620430910966406
文献表記(APA第7版)
Schaufeli, W. B., Leiter, M. P., & Maslach, C. (2009). Burnout: 35 years of research and practice. Career Development International, 14(3), 204–220. https://doi.org/10.1108/13620430910966406
影響力の指標
- 著名度スコア
- 83.8 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 1,992(うち影響引用 108)・ OpenAlex 1,964
- 年あたり被引用
- 110.7
- FWCI
- 53.0(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Healthcare professionals’ stress and burnout
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くことバーンアウト(燃え尽き)燃え尽きの中心は『資源の枯渇』。回復不全が続くと人生の評価まで下がります
- 発達マップ物理的な潔癖化(衛生の無菌化)×段階5つの発達段階で比べた表・社会のシステム
- 名言集サーバント・リーダーは、まず奉仕者である。人に仕えたいという自然な感情が先にあり、その後に、導きたいという意識的な選択…ロバート・グリーンリーフ
- 発達マップワークエンゲージメント(活力・熱意・没頭)との関係5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 名言集フローとは、活動に完全に没入し、他の何ものも問題にならなくなる状態であるミハイ・チクセントミハイ
- 思想マップ悩み相談:働くことが人生のすべてになっている仕事・まず読むなら 儒教(原始)/ユダヤ教/仏教(上座部)
- 禅語百選喫茶去「まあ、お茶をお飲みなさい」。来る人を分け隔てなく、同じ一杯の茶で迎える心。
- 調査・報告書仕事と幸福(世界幸福度報告2017 第6章)仕事があること、仕事の種類、職場の特徴が幸福とどう関係するかを世界のデータで調べた章。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →