世界の主要ウェルビーイング研究

主要400 幸せそのもの 実証

ポジティブ感情は創造的な問題解決を促進する

Positive affect facilitates creative problem solving.

Alice M. Isen, Kimberly A. Daubman, G. Nowicki(1987)Journal of Personality and Social Psychology, 52(6), 1122–1131

ひとことで
快感情と創造的問題解決

コメディ映像や菓子で誘導したポジティブ感情が、ロウソク課題や遠隔連想テストの成績を高めることを示した。

要旨根拠:抄録

ポジティブ感情が思考の柔軟さに影響するかを検討した研究である。4つの実験で、数分間のコメディ映画の視聴や小袋の菓子の受け取りによってポジティブ感情を誘導し、創造的な発想を要する2課題(ドゥンカーのロウソク課題と遠隔連想テスト=離れた単語どうしを結ぶ言葉を探す課題)の成績を比較した。その結果、ポジティブ感情を誘導された参加者は成績が向上した。一方、ネガティブ感情の誘導や、感情を伴わない覚醒を意図した運動の条件では同様の向上はみられなかった。ポジティブ感情が認知の組織化に広く影響するという理論の観点から考察しており、後の拡張-形成理論にもつながる古典的研究である。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0044 Fredrickson(1998)とW0007 Fredrickson(2001)がポジティブ感情による思考の拡張を拡張-形成理論へ発展させ、W0112 Fredrickson(2005)が注意範囲の拡大を実験で示した。W0234 Ashby(1999)がドーパミン仮説で神経基盤を説明し、W0262 Amabile(2005)が職場での感情と創造性の関連を検証した
  • 統合(メタ分析)一覧外:Baas, De Dreu & Nijstad(2008)が、ポジティブ気分と創造性の関連は主に活性度の高い接近的な感情で見られると限定した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 4本

後続研究(この論文を引用している) 15本

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https://doi.org/10.1037//0022-3514.52.6.1122
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10.1037//0022-3514.52.6.1122

文献表記(APA第7版)

Isen, A. M., Daubman, K. A., & Nowicki, G. P. (1987). Positive affect facilitates creative problem solving. Journal of Personality and Social Psychology, 52(6), 1122–1131. https://doi.org/10.1037//0022-3514.52.6.1122

影響力の指標

著名度スコア
81.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,997(うち影響引用 87)・ OpenAlex 2,209
年あたり被引用
74.9
FWCI
13.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 1.3%
分野(OpenAlex)
Creativity in Education and Neuroscience
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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