世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B07 利他・親切・向社会性 ・ W0336
主要400 ありがとう 実証

助けることが助けになるとき:向社会的行動の自律的動機づけと、助ける側・助けられる側のウェルビーイング

When helping helps: autonomous motivation for prosocial behavior and its influence on well-being for the helper and recipient.

N. Weinstein, Richard M. Ryan(2010)Journal of Personality and Social Psychology, 98(2), 222–244

ひとことで
自律的な援助と幸福

自分から進んで行う援助は、助ける側と助けられる側の双方の幸福を高めることを示した。

要旨根拠:抄録

自己決定理論は、向社会的行動(=他者のためになる行動)がどれだけ自発的・自律的に行われるかによって、その行動が幸福に与える効果が変わり、その関係は心理的欲求の充足によって媒介されると考える。本研究は4つの研究でこれを検証した。研究1は日記法で日々の援助行動と助ける側の幸福の関連を調べ、研究2は実験で選択の有無が動機づけと援助の結果に与える影響を検討した。研究3はペアの課題で助ける側と助けられる側の双方への影響を、研究4は動機づけを操作して両者の結果を調べた。その結果、自律的な援助は欲求充足の高まりを通じて双方に利益をもたらすことが支持された。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0003 Deci(2000)の基本的心理欲求論とW0383 Gagné(2003)の自律的な向社会行動研究を土台にした
  • 後続・発展W1049 Martela(2016)が慈善心(他者の役に立っている感覚)が基本的欲求とは別に幸福へ寄与することを示した
  • 統合(メタ分析)W1096 Hui(2020)が向社会行動と幸福の関連は小さいが一貫していることを示した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 13本

ほか 1 件

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0016984
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DOI
10.1037/a0016984

文献表記(APA第7版)

Weinstein, N., & Ryan, R. M. (2010). When helping helps: autonomous motivation for prosocial behavior and its influence on well-being for the helper and recipient. Journal of Personality and Social Psychology, 98(2), 222–244. https://doi.org/10.1037/a0016984

影響力の指標

著名度スコア
78 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,498(うち影響引用 89)・ OpenAlex 1,494
年あたり被引用
88.1
FWCI
44.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Motivation and Self-Concept in Sports
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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