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主要400 ありがとう メタ分析
感謝を用いてポジティブな変化を促す――感謝介入の有効性を検討する一連のメタ分析
Using Gratitude to Promote Positive Change: A Series of Meta-Analyses Investigating the Effectiveness of Gratitude Interventions
Leah R Dickens(2017)Basic and Applied Social Psychology, 39(4), 193–208
ひとことで
感謝介入のメタ分析
38研究のメタ分析で、感謝介入は幸福感など多くの指標を改善したが効果のない指標もあり、利点は誇張されがちだとした。
要旨根拠:抄録
感謝介入(感謝を書き出すなどの実践)は多くの良い結果をもたらすとされ、自己啓発書でも勧められている。本研究は38研究・282の効果量をメタ分析で統合し、感謝介入の効果を調べた。56の個別のメタ分析で、感謝介入を中立的な比較条件、ネガティブな比較条件、ポジティブな比較条件と、介入直後と追跡時点のそれぞれで比べた。その結果、感謝介入は幸福感を含む多くの指標を改善しうるが、効果が見られない指標もあった。著者は、感謝介入ならではの利点は文献の中で強調されすぎている可能性があると述べた。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤W0095 Emmons & McCullough(2003)の「恵みを数える」実験に始まる感謝介入研究を統合した。先行するW0886 Davis(2016)のメタ分析は、感謝介入は中立的対照条件には優るが他の心理的に活性な対照条件との差は小さいと報告しており、本研究も比較対象によって効果量が変わることを確認した
- W1253 Cregg & Cheavens(2020)が抑うつ・不安症状への効果は小さいことを示し、W1383 Boggiss(2020)が身体的健康や健康行動への効果の証拠は限られると整理した。W0676 Carr(2020)のポジティブ心理学介入全体のメタ分析にも位置づけられている
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 14本
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0053 ワーウィック・エジンバラ精神的ウェルビーイング尺度(WEMWBS):開発と英国での妥当性検証 Tennant(2007) Health and Quality of Life Outcomes 主要400 被引用 4,427
- W0095 恵みを数えるか重荷を数えるか:日常生活における感謝と主観的幸福感の実験的検討 Emmons(2003) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 3,378
- W0098 ポジティブ心理学介入によるウェルビーイング向上と抑うつ症状の軽減:実践に役立つメタ分析 Sin(2009) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 2,881
- W0185 ポジティブ心理学介入:無作為化比較試験のメタ分析 Bolier(2013) BMC Public Health 主要400 被引用 1,877
- W0192 感謝とウェルビーイング:レビューと理論的統合 Wood(2010) Clinical Psychology Review 主要400 被引用 1,979
- W0321 成人期の心理的ウェルビーイング Ryff(1995) Current Directions in Psychological Science 主要400 被引用 2,043
- W0598 ポジティブ感情をいかに高め維持するか——感謝の表明と最高の未来の自分を思い描くことの効果 Sheldon(2006) The Journal of Positive Psychology 被引用 956
- W0659 思春期初期における恵みを数えること——感謝と主観的幸福感の実験研究 Froh(2008) Journal of School Psychology 被引用 853
- W0689 より幸せになるには意志と正しい方法の両方が必要:ウェルビーイングを高める縦断的実験介入 Lyubomirsky(2011) Emotion 被引用 743
- W0886 小さなことに感謝する:感謝介入のメタ分析 Davis(2016) Journal of counseling and psychology 被引用 429
- W1166 幸福を高める方略の効果をアングロ系アメリカ人とアジア系アメリカ人で比較した縦断実験研究 Boehm(2011) Cognition & Emotion 被引用 342
ほか 2 件
後続研究(この論文を引用している) 4本
- W0676 ポジティブ心理学的介入の有効性:系統的レビューとメタ分析 Carr(2020) Journal of Positive Psychology 主要400 被引用 535
- W1038 複数要素型ポジティブ心理学介入の効果:ランダム化比較試験の系統的レビューとメタ分析 Hendriks(2020) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 286
- W1253 感謝介入は有効なセルフヘルプか?:抑うつと不安の症状への影響に関するメタ分析 Cregg(2020) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 187
- W1383 感謝介入のシステマティックレビュー:身体的健康と健康行動への効果 Boggiss(2020) Journal of Psychosomatic Research 被引用 142
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1080/01973533.2017.1323638
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- × 有料(非OA)
- DOI
- 10.1080/01973533.2017.1323638
文献表記(APA第7版)
Dickens, L. R. (2017). Using Gratitude to Promote Positive Change: A Series of Meta-Analyses Investigating the Effectiveness of Gratitude Interventions. Basic and Applied Social Psychology, 39(4), 193–208. https://doi.org/10.1080/01973533.2017.1323638
影響力の指標
- 著名度スコア
- 35.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 245(うち影響引用 39)・ OpenAlex 264
- 年あたり被引用
- 24.5
- FWCI
- 13.7(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.9%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
- 主要400の選定
- 専門家判断(古典・定番)
- 注記
- 要旨の見直し(2026-10):OpenAIREの抄録は冒頭2文で途切れた断片のみ。Crossref・Semantic Scholarに抄録なし/要旨の見直し(2026-10):いまの一言の「小〜中程度」「生活満足度」は抄録では確認できない
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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