包括的スライビング尺度(CIT)と簡易スライビング尺度(BIT)の開発と妥当性検証
The development and validation of the Comprehensive Inventory of Thriving (CIT) and the Brief Inventory of Thriving (BIT).
R. Su, L. Tay, E. Diener(2014)Applied Psychology: Health and Well-Being, 6(3), 251–279
18下位尺度54項目のCITと10項目のBITを開発し、既存尺度を超えて健康アウトカムを予測する心理的ウェルビーイング尺度であることを示した。
要旨根拠:抄録
本研究は、心理的ウェルビーイングを幅広く捉え、しかも健康アウトカムを予測できる新しい尺度の開発を目的とした。スライビング(=心身ともに生き生きと成長している状態)を測る包括版CIT(18下位尺度・54項目)と、メンタルヘルスの簡易スクリーニングにも使える簡易版BIT(10項目)を作成した。米国の多様な参加者計3,191名からなる5つのサンプルで検証した結果、両尺度は優れた心理測定的特性を示し、既存の幸福感尺度とは収束的妥当性、不調の尺度とは弁別的妥当性をもっていた。さらに両尺度は既存尺度を上回って、主観的・客観的な健康状態、身体機能、健康行動を予測した。不調だけでなくポジティブな機能を測ることの意義が示された。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0001 自己決定理論と、内発的動機づけ・社会的発達・ウェルビーイングの促進 Ryan(2000) American Psychologist 主要400 被引用 41,852
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0014 ポジティブ心理学:序論 Seligman(2000) American Psychologist 主要400 被引用 15,225
- W0016 主観的幸福感 Diener(1984) Psychological bulletin 主要400 被引用 14,738
- W0035 楽観性を神経症傾向(および特性不安、自己統御感、自尊感情)と区別する:生活志向性テスト(LOT)の再評価 Scheier(1994) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 7,701
- W0039 頻繁なポジティブ感情の効用:幸福は成功をもたらすのか Lyubomirsky(2005) Psychological bulletin 主要400 被引用 7,237
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0055 楽観主義、コーピング、健康:一般化された結果期待の評価とその含意 Scheier(1985) Health Psychology 主要400 被引用 7,045
- W0061 社会的・心理的資源と適応 Hobfoll(2002) Review of General Psychology 主要400 被引用 4,515
- W0089 主観的幸福感:幸福の科学と国民幸福指標の提案 Diener(2000) American Psychologist 主要400 被引用 3,789
- W0181 幸福な人は長生きする:主観的ウェルビーイングは健康と長寿に寄与する Diener(2011) Applied Psychology Health and Well-Being 主要400 被引用 2,497
- W0226 ポジティブ感情は健康に影響するか Pressman(2005) Psychological bulletin 主要400 被引用 2,157
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 6本
- W0261 PERMAプロファイラー:フラリッシングを多次元で測る短縮尺度 Butler(2016) International Journal of Wellbeing 主要400 被引用 1,289
- W0337 人間のフラリッシングの促進について VanderWeele(2017) Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 主要400 被引用 1,122
- W0444 主観的ウェルビーイング科学の進展と未解決の問い Diener(2018) Collabra: Psychology 主要400 被引用 946
- W0815 メンタル・ウェルビーイングを高める心理的介入の系統的レビューとメタ分析 Agteren(2021) Nature Human Behaviour 主要400 被引用 435
- W1236 世界の主観的ウェルビーイング:生涯にわたる傾向と予測因子 Jebb(2020) Psychology Science 被引用 216
- W1274 ウェルビーイング測定尺度の選択に関する現時点での推奨 VanderWeele(2020) Preventive Medicine 被引用 206
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文献表記(APA第7版)
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- Semantic Scholar 546(うち影響引用 64)・ OpenAlex 518
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- 42
- FWCI
- 10.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.5%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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