50〜79歳の人々へのポジティブ心理学介入:プラセボ対照オンライン介入が幸福と抑うつに与える長期効果
Positive psychology interventions in people aged 50–79 years: long-term effects of placebo-controlled online interventions on well-being and depression
R. Proyer, F. Gander, S. Wellenzohn et al.(2014)Aging & Mental Health, 18(8), 997–1005
感謝の訪問や3つの良いことなどのオンライン介入が、50歳以上の人でも幸福感を高めることを示した。
要旨根拠:抄録
ポジティブ心理学介入は多く検証されてきたが、50歳以上を対象とした研究は少なかった。本研究は、感謝の訪問、3つの良いこと、3つの面白いこと、代表的な強みを新しい方法で使う、という4つの自己実施型オンライン介入の効果を、プラセボ課題(幼少期の記憶)と比較した。50〜79歳の女性163人が1週間取り組み、幸福感と抑うつ症状を事前・事後・1か月・3か月・6か月後に測定した。その結果、感謝の訪問、3つの良いこと、強みの活用の3つが幸福感を高め、3つの面白いことと強みの活用は少なくとも1時点で抑うつを減らした。中高年でも若い人と同様の効果が得られ、インターネットでの提供が有望であることが示された。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 15本
- W0014 ポジティブ心理学:序論 Seligman(2000) American Psychologist 主要400 被引用 15,225
- W0042 ポジティブ心理学の進展:介入の実証的検証 Seligman(2005) American Psychologist 主要400 被引用 5,621
- W0098 ポジティブ心理学介入によるウェルビーイング向上と抑うつ症状の軽減:実践に役立つメタ分析 Sin(2009) Journal of Clinical Psychology 主要400 被引用 2,881
- W0111 幸福の追求:持続的な変化の構造 Lyubomirsky(2005) Review of General Psychology 主要400 被引用 3,220
- W0185 ポジティブ心理学介入:無作為化比較試験のメタ分析 Bolier(2013) BMC Public Health 主要400 被引用 1,877
- W0311 性格の強みとウェルビーイング Park(2004) Journal of Social and Clinical Psychology 主要400 被引用 1,735
- W0779 性格の強み、幸福への志向性、生活満足度 Peterson(2007) The Journal of Positive Psychology 主要400 被引用 731
- W0187 フラリッシングとしての精神的健康の促進と保護:国民の精神的健康を改善する補完的戦略 Keyes(2007) American Psychologist 被引用 2,143
- W1072 強みに基づくポジティブ介入:幸福感の向上と抑うつ軽減における可能性を示すさらなる証拠 Gander(2013) Journal of Happiness Studies 被引用 419
- W1106 抑うつに脆弱な人々に対するセルフ・コンパッションと楽観性のエクササイズの効果 Shapira(2010) The Journal of Positive Psychology 被引用 401
- W1221 ストレスがあっても幸せ?幸福と知覚されたストレスの関係の検討 Schiffrin(2009) Journal of Happiness Studies 被引用 355
- W1284 ポジティブ心理学エクササイズは効果があるか?Seligmanら(2005)の追試 Mongrain(2012) Journal of Clinical Psychology 被引用 302
ほか 3 件
後続研究(この論文を引用している) 8本
- W0778 主観的ウェルビーイングは健康に影響するのか、なぜ、いつ影響するのか:今後必要な研究 Diener(2017) Applied Psychology: Health and Well-Being 主要400 被引用 600
- W0815 メンタル・ウェルビーイングを高める心理的介入の系統的レビューとメタ分析 Agteren(2021) Nature Human Behaviour 主要400 被引用 435
- W2340 感謝を用いてポジティブな変化を促す――感謝介入の有効性を検討する一連のメタ分析 Dickens(2017) Basic and Applied Social Psychology 主要400 被引用 245
- W1253 感謝介入は有効なセルフヘルプか?:抑うつと不安の症状への影響に関するメタ分析 Cregg(2020) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 187
- W0985 ポジティブ介入:感情調整の視点から Quoidbach(2015) Psychological bulletin 被引用 437
- W1328 ランダム化比較によるポジティブ心理学介入が主観的・心理的幸福感に与える効果のメタ分析 Koydemir(2020) Applied Research in Quality of Life 被引用 155
- W1397 強みに基づくポジティブ心理学介入:代表的な強みとそれほど強くない強みの介入の長期効果を比べたランダム化プラセボ対照オンライン試験 Proyer(2015) Frontiers in Psychology 被引用 203
- W1445 高齢者のウェルビーイングを育む:ポジティブ・エイジングの理論を実践的アプローチへ翻訳する Bar-Tur(2021) Frontiers in Medicine 被引用 124
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1080/13607863.2014.899978
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文献表記(APA第7版)
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- Semantic Scholar 189(うち影響引用 8)・ OpenAlex 199
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- FWCI
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- 同年同分野で
- 上位 0.5%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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