世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B12 マインドフルネス・味わうこと ・ W0601
ありのままに 実証

マインドフルネス・トレーニングがワーキングメモリ容量と感情体験に及ぼす保護効果の検討

Examining the protective effects of mindfulness training on working memory capacity and affective experience.

A. Jha, Elizabeth A. Stanley, Anastasia Kiyonaga et al.(2010)Emotion, 10(1), 54–64

ひとことで
軍人へのマインドフルネス訓練

高ストレス期の軍人で、マインドフルネス訓練の実践時間が多いほどワーキングメモリ容量が保たれ、感情状態も良好になることを示した。

要旨根拠:抄録

ワーキングメモリ容量(WMC=情報を一時的に保持しながら処理する力)は認知的な負荷への対処や感情調整に使われるが、高ストレス期の持続的な負担はWMCを消耗させ、認知的失敗や感情の乱れにつながりうる。著者らは、マインドフルネス・トレーニング(MT=今この瞬間に判断せず注意を向ける訓練)がWMCを支えることでこうした悪影響を和らげると仮定した。派遣前の高ストレス期にある軍人2集団を募り、一方(31人)に8週間のMTを提供し、もう一方(17人)を対照とし、民間人12人とも比較した。民間人ではWMCが安定していたのに対し対照の軍人では低下し、MT群では練習時間が少ない人で低下、多い人では増加した。練習時間の多さはネガティブ感情の低さとポジティブ感情(PANASで測定)の高さにも対応し、ネガティブ感情との関係はWMCに媒介されていた。十分なMT実践は、高ストレス状況での機能低下を防ぐ保護因子になりうると示唆される。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0018438
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DOI
10.1037/a0018438

文献表記(APA第7版)

Jha, A. P., Stanley, E. A., Kiyonaga, A., Wong, L. M., & Gelfand, L. A. (2010). Examining the protective effects of mindfulness training on working memory capacity and affective experience. Emotion, 10(1), 54–64. https://doi.org/10.1037/a0018438

影響力の指標

著名度スコア
62.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 952(うち影響引用 42)・ OpenAlex 922
年あたり被引用
56
FWCI
45.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Mindfulness and Compassion Interventions

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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