世界の論文 ・ A05 感情的幸福(ポジティブ感情・快楽的) ・ W0377
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幸福の中身を解き明かす:ポジティブ感情はレジリエンスを築くことで生活満足を高める
Happiness Unpacked: Positive Emotions Increase Life Satisfaction by Building Resilience
Michael A. Cohn, B. Fredrickson, Stephanie L. Brown et al.(2009)Emotion, 9(3), 361–368
ひとことで
ポジティブ感情とレジリエンス
日々のポジティブ感情がレジリエンスを育て、それを通じて生活満足を高めることを示した。
要旨根拠:抄録
幸福な人は多くの領域で良い人生の結果を得るが、その理由として拡張-形成理論(=ポジティブ感情が視野を広げ、長く続く資源を築くという理論)が提案されていた。本研究はこの仮説を検証するため、大学生86名に1か月間毎日感情を記録してもらい、月の初めと終わりに生活満足と特性レジリエンス(=逆境から立ち直る力)を測定した。その結果、ポジティブ感情はレジリエンスと生活満足の両方の増加を予測したが、ネガティブ感情の影響は弱いか見られず、ポジティブ感情の効果を妨げなかった。また、レジリエンスの変化がポジティブ感情と生活満足の上昇を媒介していた。幸福な人は単に気分が良いからではなく、良く生きるための資源を育てることで満足を高めることを示唆している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 14本
- W0005 人生満足度尺度(Satisfaction With Life Scale) Diener(1985) Journal of Personality Assessment 主要400 被引用 31,990
- W0007 ポジティブ心理学におけるポジティブ感情の役割:拡張-形成理論 Fredrickson(2001) American Psychologist 主要400 被引用 15,016
- W0039 頻繁なポジティブ感情の効用:幸福は成功をもたらすのか Lyubomirsky(2005) Psychological bulletin 主要400 被引用 7,237
- W0044 ポジティブ感情は何の役に立つのか Fredrickson(1998) Review of General Psychology 主要400 被引用 6,229
- W0093 日常生活の経験を捉えるための調査法――一日再構成法(DRM) Kahneman(2004) Science 主要400 被引用 3,401
- W0092 レジリエンスの高い人はポジティブ感情を使ってネガティブな感情経験から立ち直る Tugade(2004) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 3,898
- W0177 開かれた心が人生を築く:慈悲の瞑想によるポジティブ感情が重要な個人的資源を築く Fredrickson(2008) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,348
- W0229 IQと自我レジリエンス:概念的・実証的なつながりと区別 Block(1996) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,416
- W0234 ポジティブ感情とその認知への影響に関する神経心理学的理論 Ashby(1999) Psychology Review 主要400 被引用 2,363
- W0292 快楽の踏み車を超えて:ウェルビーイングの適応理論の改訂 Diener(2006) American Psychologist 主要400 被引用 1,854
- W0194 危機においてポジティブ感情は何の役に立つか:2001年9月11日の米国同時多発テロ後のレジリエンスと感情の前向き研究 Fredrickson(2003) Journal of Personality and Social Psychology 被引用 2,744
- W0197 ポジティブ感情と人間のフラリッシングの複雑なダイナミクス Fredrickson(2005) American Psychologist 被引用 2,269
ほか 2 件
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0177 開かれた心が人生を築く:慈悲の瞑想によるポジティブ感情が重要な個人的資源を築く Fredrickson(2008) Journal of Personality and Social Psychology 主要400 被引用 2,348
- W0243 ポジティブ感情は拡張し、形成する Kok(2012) Advances in experimental social psychology 主要400 被引用 1,618
- W0815 メンタル・ウェルビーイングを高める心理的介入の系統的レビューとメタ分析 Agteren(2021) Nature Human Behaviour 主要400 被引用 435
- W0488 特性レジリエンスとメンタルヘルスのメタ分析 Hu(2015) Personality and Individual Differences 被引用 1,068
- W0766 教育における気づきとレジリエンスの育成(CARE)による教室の学習環境の改善:無作為化比較試験の結果 Jennings(2013) School psychology quarterly 被引用 586
- W0780 不安と抑うつの混合状態において、セルフ・コンパッションはマインドフルネスよりも症状の重さと生活の質をよく予測する Dam(2011) Journal of Anxiety Disorders 被引用 605
- W0811 ポジティブ感情の上昇スパイラルはネガティブの下降スパイラルに対抗する――精神病理における感情の機能不全・欠損の治療に対する拡張‐形成理論と感情神経科学からの示唆 Garland(2010) Clinical Psychology Review 被引用 590
- W0927 ポジティブ感情、コーピング、レジリエンス、メンタルヘルスの関係 Gloria(2016) Stress and Health 被引用 488
- W1020 主観的ウェルビーイングの指標としての人生満足と感情に対するマインドフルネスの影響におけるレジリエンスの媒介的役割 Bajaj(2016) Personality and Individual Differences 被引用 385
- W1049 善意の恩恵:基本的心理欲求、与える感覚、そして幸福感の向上 Martela(2016) Journal of Personality 被引用 378
- W1078 マインドフルネス・トレーニングはうつに脆弱な成人の瞬間的なポジティブ感情と報酬体験を高める:ランダム化比較試験 Geschwind(2011) Journal of Consulting and Clinical Psychology 被引用 449
- W1090 他者に尽くすか、自分にご褒美か?:向社会的行動と自己志向的行動が心理的フラリッシングに与える効果 Nelson(2016) Emotion 被引用 348
ほか 3 件
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- https://doi.org/10.1037/a0015952
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- DOI
- 10.1037/a0015952
文献表記(APA第7版)
Cohn, M., Fredrickson, B. L., Brown, S. L., Mikels, J. A., & Conway, A. M. (2009). Happiness Unpacked: Positive Emotions Increase Life Satisfaction by Building Resilience. Emotion, 9(3), 361–368. https://doi.org/10.1037/a0015952
影響力の指標
- 著名度スコア
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- 被引用数
- Semantic Scholar 1,570(うち影響引用 53)・ OpenAlex 1,555
- 年あたり被引用
- 87.2
- FWCI
- 47.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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